top of page

賢さん通信75号


2025年3月発行

あと数年で40周年の社員旅行

こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第75号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、私たち琉球補聴器は10年に一度の節目のタイミングで大きな社員旅行をしています。前回、創業30周年のときはフィンランド。そして、現在、私たちは38年目を迎えており、2~3年後の40周年の旅先を、そろそろ決める段階に来ています。

行き先の候補地はすでに3つに絞られています。エジプトとオーストラリア、そして、アメリカのロサンゼルス。昨年の10月に実施した宿泊でのキックオフ研修の夜、懇親会の場で「どこ行きたい?」と聞き、たくさんの候補地が出てきました。それこそ20も30も出てきまして、その全ての中から吟味するとなると大変なので、その中でもとくにみんなのモチベーションが上がっている様子があった3箇所に、社員旅行のプロジェクトチームが絞ってくれました。

そして、先日、その行き先を決めるため、プロジェクトチームによるプレゼンテーション(発表)大会が行われました。3つの候補について、それぞれ「こんないいところがあるよ!」と推しポイントの発表が15分ずつ行われました。

エジプトにはピラミッドやスフィンクスがある。オーストラリアにはコアラがいて、エアーズロックもオペラハウスもある。ロサンゼルスには大谷翔平がいる。また、一般的なガイドブックには載っていないおすすめポイントも紹介してくれまして、それを聞いている社員のみんなも大いに盛り上がり、そして、投票が行われました。

この賢さん通信が発行される頃には、行き先が決まっているかもしれませんが、私としては行き先がどこになったとしても絶対に楽しいだろうなと、きっとどこに行ってもみんな喜んでくれるだろうなと確信しています。

そう確信できるのは、30周年のフィンランド旅行のときの経験があるからです。実はあのとき、私がオーロラを見たい!

と言いだし、候補地がフィンランドとアラスカになりました。今回と同じようにプレゼンテーションが行われ、そして、投票。結果、フィンランドに決定。

当時、40人近く社員がいましたが、お店を休むわけにはいきませんので、14~15人のグループに分け、みんなでお店も守りながら交代でフィンランドに行くという形に。そして、フィンランド旅行での一番の目的と言いますか、目標はオーロラを見ることだったわけですが、実はフィンランドの地でオーロラを見ることができた社員は一人もいなかったのです。一部の社員は飛行機に乗ったときに少し見えたようですが、現地にずっと滞在していた私も一度もオーロラを見ることができず、オーロラを見るという目標は達成されませんでした。

それでもです。誰一人としてしょんぼりして帰ってくる社員はおらず、みんな本当に楽しかった!と、幸せに満ち溢れた感じで帰ってきまして、フィンランド旅行はとっても素晴らしいものになりました。

私は思いました。10年に一度の節目にみんなで行く社員旅行というのは、オーロラに匹敵する、もしくは、オーロラ以上に価値のあるものなのだと。

今回も行き先がどこになったとしても、また、「現地でこれを見よう!」がもし万が一、叶わなかったとしても、きっと素晴らしい思い出ができる楽しい旅行になると確信しています。まだもう少し先ですが、いまからとても楽しみです。



 

賢さんおすすめの一冊


書影

『声に出して読みたい日本語』 斎藤孝著 草思社

先日、斎藤孝さんの講演を聞いてこの本を思い出しました。祇園精舎の鐘の声からガマの油売りまで覚えて声に出すと心地よい日本語の名文、名句を集めた一冊。普段、ビジネス書ばかり読んでいる40、50代の経営者の方、それから、日本人としての誇りを身に付けたいという方にとくにおすすめしたい一冊です。

最新記事
bottom of page