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賢さん通信74号

2025年2月発行

5年振りの新年会

こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第74号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。


さて、先日、1月2日(木)に我が家で5年振りの新年会が行われました。この新年会は私たち家族、それから、社員さんの中で希望者が来て行われるものです。


自宅に社員さんや社員さんのご家族も招いての新年会は、父のときから行われていました。私の代になってからもそれは続き、ただ、コロナ禍になってから「3密」等ありましたので、いったん中止に。ただ、コロナ禍も明け、そろそろ再開しようと思い、2024年の最終営業日に社員のみんなに「新年会を再開します」と声を掛けました。


父親の時代、それこそ、昭和の時代は今より何倍も会社は家族のような感じで、仕事とプライベートの境目もなかったと思います。昔と今とどっちが良い悪いではないのですが、昭和の時代であれば、社長から声が掛かったら行かなきゃという感じがどんな会社にもあったでしょうし、人よっては社長に声を掛けられたら喜んで参加するという人も多かったと思います。


ただ、時代は変わりました。昭和から平成、そして令和。ライフワークバランスなどの言葉も出てきて、食事ひとつ誘うことさえ「それって業務ですか?」と言われてしまいかねない空気があります。また、いろんな人がいるという多様性を認められるかどうか、それをとくに社長が試される時代になりました。


そういったこともあり、今回、新年会のことを伝えるときも「これは強制ではありません。社長に挨拶に来なさいというものでもまったくありません。コロナ禍前のようにまた新年会をやりますので来たい人だけ来てください。お正月休みは皆さん、ご家族の予定もあるでしょうし、実家に帰られる方もいると思います。お子さんと初詣にだって行くでしょうし、予定がある方は来てくれなくてもちろん大丈夫です。予定がなく、お正月に何が食べに来たい方、飲みに来たい方、一人で過ごすのは寂しいなという方はぜひ我が家に来てください。


また、行けるよという人も手土産等は一切持ってこないでください。時間は午後3時から5時までの2時間だけやります。来ることができる社員さんだけ、当日来てください」と、何かと難しくなってしまった時代にどう伝えるのがいいのか考えに考え、そのように伝えました。


そして、私としては4~5人来てくれたらいいなと、それくらいの気持ちでいました。事前に妻と買い出しに行ったり、それから、妻が前日からがんばって料理を作ってくれたり、準備をして1月2日の当日を迎えました。


すると、開始時間になる頃、次から次へと社員さんが来てくれまして、一人で来る社員さん、子どもさんを連れてくる社員さん、新婚さんで奥様を連れてくる社員さん、ご家族も合わせると30人くらいの人たちが我が家に来てくれたのです。また、創業者である父も来てくれまして、とっても賑やかな新年会になりました。


私はこんなにもたくさんの人が来てくれるなんて思ってもおらず、ただただ幸せだなぁと思いながら2時間を過ごしていました。終始アットホームな雰囲気で行われた新年会、また来年も実施しようとその場で心に決めました。そして、またたくさんの社員さんたちに来てもらえるように、社員さんたちとの絆作りをしていく1年にしていきたいなと思いました。



 

賢さんおすすめの一冊


書影

『なぜ、うまくいっている会社の経営者はご先祖を大切にするのか』 

天明茂著 致知出版社  著者は日頃、目に見える数字を扱う公認会計士の方。ただ、その一方で目に見えないものも大事にされており、とくに経営者はご先祖様に応援されるような生き方をしようと伝えています。今、壁にぶつかっている経営者、とくに後継者の方におすすめしたい一冊です。

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