賢さん通信76号
大友康平さんは偉大なスター!のはずが・・・
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第76号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、3月10日に次男が15歳になり自宅で誕生日会をしていた際、日本のロックバンド、ハウンド・ドッグのボーカル、大友康平さんの話題になりました。
私は昔からハウンド・ドッグが大好きで、中学高校の青春時代は本当によく聞いていました。私がとくに好きな曲のひとつが『15の好奇心』で、それこそ、私が15歳の頃に何度となく聞きました。
また、このハウンド・ドッグの『15の好奇心』以外にも、例えば、尾崎豊さんの『15の夜』や最近ではアンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』など、15歳というのはやっぱり特別で、人生においてもひとつの大きな節目になる歳であって、15歳というのはとても大事な歳なんだよと、その誕生日会で私が話していました。
すると、子どもたちから「ハウンド・ドッグって誰それ?」と聞かれました。私としては青春時代の偉大なスターであり、日本を代表する超人気ロックバンドという位置付けでしたので、「え?ハウンド・ドッグを知らないの?大友康平さんだよ」と伝えると、やっぱり「誰それ?」となります。それは仕方ないことだよなと思っていたのですが、ふいに(そのとき小6の)娘が「あっ、聞いたことある!」と言い出したのです。
娘「大友康平って聞いたことある!あのダヒョーンの人じゃない??」 子どもたち「あー!あの人ね!ダヒョーンの!」 私「え??ダヒョーン???」
私は子どもたちが何を言っているのかわからず、違う人のことを大友康平さんだと認識してしまっているなぁと思い、「違うよ、ハウンド・ドッグというバンドが昔からあって、そこで歌を歌うボーカルの人が大友康平さんっていう人なんだよ!」と伝えると、子どもたちが一斉に「だから、それダヒョーンの人だよ!!」と言うのです。
全く理解ができていない私に妻が解説してくれました。「今、大友康平さんって面白い人になってるんだよ」と。どうやら、バラエティ番組に大友康平さんが出て、そこで宇多田ヒカルさんの代表曲『ファーストラブ』を歌い、サビの部分「誰を思ってるんだろ~」のところを、「誰を思ってるんダヒョーン」と歌い、それが大爆笑を誘い、テレビに留まらず、SNSで一気に拡散。今の子どもたちにとって、大友康平さんは、ダヒョーンの人という認識になっているとのこと。すぐYouTubeで確認しましたが、なるほど、そういうことだったのかとやっと腑に落ちました。
今回、そういったやり取りがあったおかげで、私は久しぶりに大友康平さんに思いを馳せ、当時大好きだった曲を思い出しました。私の中でハウンド・ドッグの好きな3曲は、『15の好奇心』と『AMBITIOUS』それから『NO NAME HEROES』です。
私が青春時代に、諦めそうで、泣きそうで、くじけそうなときに、この3つの曲が私の背中を押してくれました。もしかしたら、大人になった今でもこの3曲の歌詞に励まされているところがあるかもしれません。本当に私にとっての応援歌です。賢さん通信読者の皆様にとっての応援歌はありますでしょうか?
最後に、子どもたちからは「ダヒョーンの人!お父さん、こんな人が好きだったんだ!ワハハハハッ!」と大いに笑われましたが、私にとって大友康平さんは今でも偉大なスターであり、応援団長です。
賢さんおすすめの一冊
『頭のいい人が話す前に考えていること』 安達裕哉著 ダイヤモンド社
私自身、経営者として人の話を「聞く」ための勉強をよくしてきました。こちらの本は「聞く」ではなく相手に「伝える」ために大事なことが書かれており、もっと早く出会いたかったと思えるほど良い内容でした。普段、伝える機会が多いけれど、上手く伝わっていないと感じる方におすすめの一冊です。