賢さん通信67号

4月に入社した2人の新卒メンバー

こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第67号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は4月に入社した新入社員のお話。まず、琉球補聴器は新卒採用に力を入れています。ここ数年、全国的に採用難で沖縄県も例外ではなく、大手銀行や沖縄県庁でも内定辞退が出ているほど。ただ、そんな中でも本当に有り難いことに、4月に2人の新卒メンバーと、2人の中途メンバーが新たに加わってくれました。

今回は新卒社員の話題ということで、まず、そもそも、なぜ琉球補聴器が新卒採用に特にこだわっているのかについて。

琉球補聴器として新卒採用を始めたのは、創業者である森山勝也の想いからでした。

社会人経験を積んでいる即戦力を採用する方が人件費を払う上からしても効率が良いけれど、新卒にこだわっているのは、沖縄で生まれ育った、学校を出たての何もわからない子どもたちに一から教え、いつかこの子たちが琉球補聴器を辞めて転職をしたとしても、どこに行っても恥ずかしくない社会人に育てることができれば、それは沖縄県への貢献にもなる。

また、しっかり育てるためには、琉球補聴器自体も成長していかないといけないわけで、会社の成長にも繋がるので、新卒採用にこだわっているという話を聞いたことがあり、私はその考えにすごく賛同できたので、現在も新卒採用を続けています。

そんな新卒採用で4月に入社しました2人は、宮城菜津央(なつお)さんと仲宗根リアンさんです。2人とも女性です。

まず、宮城菜津央さんは、大学を出て入社してくれました。菜津央さんは、大学3年生のときに職業体験であるインターンシップで琉球補聴器に来てくれまして、そこで先輩たちの働く姿勢を見て、ここに就職したいとそのときから思ってくれていたようで、本当に素晴らしく、有り難いことだなぁと思いました。

次に仲宗根リアンさんは、高校を出て入社してくれました。リアンさんも職場見学をしたかったのですが、タイミングが合わず、それは叶わなかったのですが、それでも、琉球補聴器を選んでくれました。

2人とも本当に感謝心が強く、根が真面目な子で、2人とも立派な親御さんに育てられたのだなぁと感じます。そして、今、琉球補聴器の本店で先輩たちにいろんなことを教えてもらいながら、素直にすくすく育っているのですが、私自身、そんな2人を見ていて、本当に感謝したいと思った対象が2つありました。

まず、彼女たちの親御さんに対して。2人とも親御さんをとても尊敬しており、また、親子仲が良い。親御さんが本人たちの素直さを引き出してくれたのではないかと、それから、親御さんへの想いが、仕事に対しての謙虚さや向上心に表れているような気もして、2人にも感謝していますが、ここまで立派に育ててくださった親御さんに本当に感謝しています。

次に、彼女たちを現場で育ててくれる先輩社員たちに対して。人は環境で育ちます。新入社員にとっての環境というのはつまり、先輩です。その先輩たちが、2人が育つ素晴らしい雰囲気を作ってくれて、そのおかげで、彼女たちもすくすく育っているのではないかと思っています。

2人とも今、本店でがんばっています。どうぞよろしくお願いいたします。

 


 

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